2019年合格者が考える電験三種取得による4つのデメリット

施設管理の仕事を始めた。

本当にいろいろな業務がある。

浄水の成分を測定したり、電話線の工事をしたり、モーターにグリスを塗布したり。

化学、電気、機械と本当に範囲が広い。

こんなの本当にやっていけるのだろうか…。

大変だよ。

しんどいな汗

こんな仕事全てをしっかり把握している人なんているのだろうか。

俺はそれなりに働けるまで何年かかるだろうか。

むしろそんな日は来るのだろうか。

 

そんなことを考えていた矢先。

上司から資格取得の指示がでた。

電験三種だ。

ただでさえ日常の仕事が大変なのに、資格って汗

しかもこれってかなり難関資格みたいだな。

これからのことを考えるだけで気が滅入る。

これってけっこう貧乏くじでは…。

嫌だなー。

 

 

そんなあなたへ。

ご愁傷様です。

実は僕も過去に電験三種を取得しましたが、それはもう大変でしたね。

本当にもう、必死でした…。

とはいえ大変でありますので、その分得るものも大きいです。

ただもちろん失うものも大きいわけです。

今回はその失うものに関して、実体験から述べていきたいと思います。

内容は下記の4つです。

ではまず一つ目から。

下記からご覧ください。

取得するまでに膨大な時間がかかる

1850時間。

これ、僕が電験三種合格までに費やした時間です。

今考えればあまりに膨大かと。

人によっては「電験三種はほしいけどそこまで時間かかるならいらないよ。」という方は多いかもしれません。

僕も受験する前に1850時間を投資する必要があると知っていたら勉強しなかったかもしれませんねw

 

ですが今考えれば、この時間は決して多くはないかと思います。

僕は合計5回の受験で合格を手にしています。

最初の2回はまともに勉強していなかったので、実質3回の受験です。

 

ただ世の中には10回以上受験をしている猛者の方もおります。

もちろんディスっているわけではございません。

10年間も戦い続ける精神力。

むしろ取得した方よりもすごいのではないか、とさえ思えてしまうほどです。

そしてそんな方が僕よりも勉強時間が短い、それは考えづらいかと思います。

 

ですが、世間で出回る情報は短期間、そして短時間での合格をうたうものばかりです。

ですので、電験三種に合格するまでの最長期間での目安についての情報があまりないということになります。

 

どれくらい膨大な時間をかければ合格できるか。

その目安がわからないという点も、電験三種受験のデメリットかもしれませんね。

 

それでは次にメンタルの点について。

下記ご覧ください。

性格が暗くなる

これ、あまりきかないかもしれませんが。

本当です。

実体験でございますので。

 

電験三種に合格するためには多くの時間が必要。

そのことについては上記でお話しした通りです。

 

そしてそれに起因して他のことをする時間が少なくなるわけです。

当たり前ですが。

 

まずおやすみの日。

図書館やカフェで一日中勉強です。

もちろん会話どころか声すら発さない日ばかり。

声が出るか不安で、発声練習をしたり独り言をしたり。

でもそれって運動不足の解消なだけで会話することとはかなり違ってきます。

もちろん生活をする中でコミュニケーションの必要性が生じ、会話することはあります。

コンビニやスーパーなどの買い物のときですね。

レジの方に対してです。

ただそれだと、

「お願いします。」

「ありがとうございます。」

「レシートいいです。」

その程度です。

一方的に僕が言葉を投げているだけで、キャッチボールには至りません。

 

 

そもそもの話ではありますが。

性格の明るい、暗いの判断は一般的には他者からみたコミュニケーションの質や量で判断されると思います。

そしてキャッチボールの回数が少なければもちろん質は低下していきます。

低下していけば、その能力を発揮したいと考えませんね。

 

出社です。

それでも低い能力でコミュニケーションを取ろうとはしません。

休日も出社日もコミュニケーションを取りません。

ですので自動的に性格は暗くなります。

 

また、それに加えて会社でもなるべく勉強したかったので積極的に会話をしようとは考えませんでしたね。

「喋れ!』

そう怒られたこともありましたw

喋りませんでしたけどね。

自分の中で何かを得るためには何かを捨てる必要があるとは強く考えていたので、電験取得にいたるるまではしょうがないと考えていました。

周囲に迷惑がかかるのはもちろんわかっていましたが、しょうがないです。

犠牲になっていただきました。

別に僕は聖人ではないので、構いません。

取得してから恩返しすれば良い、そう考えていましたね。

 

現在としては電験三種を取得して社内業務に奉公しています。

まあ恩返しができてよかったな、と思う今日この頃です。

 

では次に電験三種取得後の話です。

下記ご覧ください。

周囲から嫉妬されて逆にマウントを取られる

「お前は優秀だからこの仕事の内容がしっかりわかるんだよ。」

「お前は上に可愛がられていいよな。」

こんな感じ。

マウントです。

 

一般的にマウントって上の立場から、下の立場の人に対して行われるものですよね。

やってる側は気持ちいいですよね。

逆にやられている側はとても気分が悪いです。

このマウントですが、電験を取得するとされるケースがあります。

 

電験保有者=知識があって免状もあり電気保安の権限があるので、汗をかかなくてもかっこよく仕事ができる選ばれた人間

電験非保有者=知識や権限などがなく、恵まれない人間

 

念押ししますが、マウントをとるのは電験非保有者です。

「俺らは恵まれずに汗水たらして頑張っているんだし、資格手当もついてないんだ! お前はもっとちゃんと働けよ!?」

いやいや、電験取得までに多くの努力を積み上げて大変で、どう考えてもトータルの労働量やこれからの責任も含めて、電験保有者の方が大変なのですがね…汗

 

社会と似てますね。

高額所得者は大変な思いで、利益システムを構築してドリームを掴んだのに一般の会社員から

「金をたくさん持っているんだから、納税や寄付をするのは当たり前だ!」

そんなことを言われますよね。

僕は決して高額所得者ではないですが(むしろ貧困層)、そんなこと言わなくてもとは思いますね。

寄付に関してはしていただけるとありがたいですが、しないからと言って文句をいうのは違うとは思いますがね汗

 

それでは次の内容です。

施設管理ではないですが業界特有の話です。

僕の今までのキャリアからで思うこと。

下記ご覧ください。

メーカーに転職したとして、将来生産技術に配属されやすい

今までの記事でもお話ししていますが、電気主任技術者はとても汎用性が高いです。

自家用電気工作物を保有している会社でしたら必ずニーズがありますからね。

そしてその中でメーカーがあります。

メーカーというと今の時代、様々外国との繋がりがあります。

そして海外でものづくりをすることも多いでしょう。

そうなると設備が必要です。

設備が必要なところに電気主任技術者ありです。

海外にいくことは多いです。

出張はもちろん赴任についてもです。

そして言うまでもなく日本全国についてもです。

僕もメーカー時代、電気主任技術者ではないですが電気設備屋さんとしてちょこちょこ全国に出張はありました。

若い頃はいいですが、年齢を重ねてからそんな勤務体系はきついですよね…。

それも価値観かもしれませんけどもね。

 

 

 

内容は以上となります。

電験三種は多くの人が憧れる資格ではありますが難関です。

気軽に足を踏み入れると危険ですので、一応お伝えした限りです。

是非ご参考に。

それでは。

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ABOUT US

私立大学大学院(博士前期課程)卒業後、大手メーカーで電気部品の開発業務に従事。現在はとある施設にて電気主任技術者として高圧電気保安業務を担当している。また、フリーライターとして他サイトにも記事を寄稿。