転勤拒否はすべきか否か?実際に体験した僕がお伝えします

転勤。

社会人にとっては最も嫌なイベントではないでしょうか。

 

そして僕も社会人でして、この転勤というイベントに関わった経験をもちます。

 

当記事にてその実体験をすぐにお話したいところですがそもそもこれがなんなのか、よくご存知でない方もいるかもしれません。

 

ですのでまずは「転勤とは何か?」ということについて書いていきたいと思います。

最も嫌なイベントのひとつである「転勤」とはどういうものか

転居を伴う異動のことを言います。

たとえば「東京勤務→大阪勤務」の様なケースです。

東京勤務ですから、東京もしくはその関東近辺に住んでいるかと思います。

そして大阪支社に異動。

これってもう従来の住居では通勤できませんよね。

なので大阪に引っ越します。

 

 

転勤って就職関連の話をする中で必ず出てくるワードのひとつかと思います。

なぜそのようなワードになっているか。

理由は「ただただ辛いから」なのです。

 

 

なぜか。

縁もゆかりもない土地に強制的に住まわせられるからです。

普通自分が住んで一番居心地のいい所に住んでいるかと思います。

「住めば都」という人もいます。

ですが、住まなくてもいいなら誰もわざわざそんなところに住みませんよね。

家族や友人とも会えなくなってしまいますし。

 

 

そもそも人は会社に行くために生きている訳ではありません。

24時間のうち、8時間しか時間を使わない事柄のために住む場所を変えるなんて。

喜ぶ人、いませんよね。

 

いうまでもないと思いますが僕は絶対に嫌ですね。

 

でもこれって何のために行うのか。

下記説明していきます。

転勤は企業側のメリットのためのみにより存在する

上記で説明したとおり、社員にとって転勤なんて損害以外の何者でもないです。

転勤して喜んでいる人なんて聞いたことありません。

僕個人的にはこんなもの、なくなればいいと思っています。

 

 

ですが誰もがなくなって欲しいと思うものが存在するはずありませんよね。

 

そうです。

当たり前の話ですが企業にとっては大きなメリットがあって転勤命令を出すのです。

それでは一般的に知られている企業側のメリットについて2点説明していきます。

下記ご覧ください。

都合関係なく人員が足りない際に転勤させられます

これが一番多いかと思います。

 

では例を挙げます。

会社が新規事業を作ろうと考えているとします。

何か新しいことをするとしたらさまざまな能力が必要です。

電気系に詳しい人、機械系に詳しい人、材料系に詳しい人…。

 

ですがこれらをすべてマスターした完璧な人間はいません。

ですからいろいろな部署を見渡してその人間を呼ぶのです。

 

その勤務地に必ずいるとは限りませんのでその際は地方の部署にも目を向けるんです。

そこで優秀な人材が見つかった場合その人間が転勤をする、という流れです。

 

そして転勤をしてきた人間をその新規事業に加えることで、円滑に業務を回すための準備ができるわけです。

 

新規事業でなくても、新しいことを客先から要望され現在の人員では能力が足りない、と判断されればそれはまた、転勤させてでも人を増やすことでしょう。

都合関係なく多くの経験をもつ人材にさせるため転勤させられます

次にジョブローテーションです。

その企業に入社した際に開発部や生産技術部などの部署に配属されますね。

 

 

そこの部署に定年まで勤めることで専門性を高めていく。

それは確かに素晴らしいことです。

ですがそのような人材だけでは会社は機能しないんです。

 

 

さまざまな能力、経験を持った人材。

それも必要です。

そういう方は、管理職や幹部になるようなキャリアを踏むかと思います。

総合職でしたら専門性よりもこのようなさまざまな経験を踏むことが期待されているかと思います。

 

新卒で入社した会社で幹部になった方を見ると主力部署の経験はもちろん地方にも転勤経験があり、さまざまな土地で声をかけられ、信頼されているように見えました。

このことから業務経験も重要ですが、交友関係を築くためにも転勤は重要なものであることがわかりますね。

 

ですが、ここ最近の若者は特別出世欲が高いわけではないのでやっぱり転勤は嫌でしょうね。

パワハラまがいの転勤命令を受けた実体験談

ではここから僕の実体験です。

これに関しては先日下記のようにTweetしています。

 

こちらについての詳細を書いていきますのでご覧ください。

実体験ですのであなたのキャリアの参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

ある日課長から呼びだしを受けました。

言われるがままについていきました。

ついていくと少し広い部屋で少しふかふかしたソファーに部長がずっしりと座っていました。

若干威圧してきています。

普段そこまで部長と話すこともなかったので、余計に威圧感を感じました。

なんとなくこれから何が起こるのか推測できました。

 

そのとき思ったのは「なんの前ぶれもなく、なんの噂もなく本当に突然なんだな」ということでした。

 

 

「今仕事はどうだ??慣れたか??」

新卒から3年程度開発部に所属しており、現在の生産技術部に異動して1年程度でした。

「はい。おかげさまで慣れました。」

 

「そうか。それは良かった。では本題だが転勤の話だ。地方の工場が人を欲しがっている。行ってくれないか。」

大した世間話もせず、すぐ言われました。

かなり和やかにポジティブな雰囲気で。

「すごく期待されていて、欲しがっていてくれているよ」

 

 

ここで注意してもらいたいのは、部長はそこまでフランクなキャラクターではないですし、僕もフランクなキャラクターではないです。

また仲良くもないです。

 

むしろ今までで一番しっかり会話しました。

 

 

雰囲気を作って、その選択が一番ベストで、「これが当たり前の選択なんだよ?」という洗脳にも近い対応をしてきているという風に感じました。

洗脳まがいの転勤命令を受けた当時の心情

「このおっさん、舐めやがって!!」

内心怒りに震えました。

 

ですが周囲の状況から、この会社の転勤の頻度というのはそこまで少なくないという印象でした。

ですから、「とうとう来たか」くらいにしか思いませんでしたね。

さてどうするか。

時間稼ぎのために一旦「保留要望」をだしました

転勤なんて微塵もする気がなかったです。

 

ですがここで断ることは考えませんでした。

 

 

なぜか。

それは社内で働いているあるひとのことを思い出したからです。

 

その人は前の部署にて総務関係業務をおこなってくれていた40代のある男性。

家買って子供産まれてすぐに海外転勤を言い渡されて拒否した結果、わけわかんない国内部署に飛ばされてました。

第一線で働く開発エンジニアでしたがへ…。

周囲からみて明らかな左遷組でした。

 

 

いやあ、あれは地獄です。

 

 

そしてこれは例外なく僕にもあてはまると考えました。

転勤拒否して社内に残る。

それは地獄への入り口に立つこととなんら変わりないのです。

 

 

 

他の方法はないものか…。

そこで僕が考えた作戦が「一旦保留」です。

 

「少し考えさせてください」

 

正直これも通じるのか、若干不安でした。

ですが現状これしか手がありませんでしたのでいってみました。

 

 

部長の返答は

「わかった」

 

 

内心相当喜んでいましたが必死に隠し、落ち込んだ演技をしました。

 

「よしこれで時間は稼げた」

 

ちょうど転職の面接を受けていたので、転職エージェントとの面談や書類の作成など完了していました。

ですので転職先が決まるのにそう時間はかからないと踏んでいました。

このときはすんなりと、ことは進むと考えていました。

 

とにかく気持ちを切り替え、転職のことだけを考えて生活をはじめました。

転勤拒否の結果はクビ!?内定取得が間に合わずそのときにとった行動とは

3週間後。

想定どおり1つの会社で内定の内示が出ました。

 

生産技術部の中でも工事関係を担当しており、土日出勤が多く、平日に代休をとれたのがききました。

多数の面接を受けに行くことができたのです。

 

「まにあった…」

そうおもっていたあと本当にすぐでした。

 

 

 

部長から呼びだしをうけたのです。

繰り返しますがまだ「内示」です。

「内定」ではありません。

 

 

ここは少し想定外。

若干間に合いませんでした。

 

しぶしぶ面談にむかいました。

正直正式な内定が出るまで待ってもらいたかったですが、そんな事情が言えるわけがありません。

 

 

「この前の返事だけどどうかな?」

特に理由も言わずもう数日まてないか、提案しました。

ですがあえなく却下。

 

 

 

なので転勤をできないことを伝えました。

そこで部長から言われた一言。

 

「異動を拒否するということはどういうことかわかっているのかな??」

 

 

それに対して

「ドラマみたいだな」

と思いましたが多分クビ的なものだろうと察しました。

 

 

そして続けて部長からこういわれました。

「以前にも退職したいといっていたみたいだけど…」

 

同席していた課長はその事実を知らされていなかったらしく驚きを隠せない表情をしていました。

 

 

 

そう。

生産技術部に異動する前に僕はいちど退職を希望していたのです。

入社3年を迎える時期であったことから、第2新卒枠の転職活動ができなくなる。

それに焦った僕は一旦退職して急いで転職活動をしようと考えていたので退職を希望していたのです。

 

ですが希望したあとに転職エージェントへ面談にいったところ「退職後の転職活動はネガティブなイメージがつく」といわれました。

 

今考えればなんでさきに転職エージェントの面談に行かなかったのか…。

 

その際は方向転換して退職を撤回し異動を希望したのです。

 

開発のキャリアだけでは不安でしたので。

 

担当製品もかなりニッチなものでしたのでキャリアの幅を広げたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

話をもどします。

僕はピンときました。

クビにするという方向も視野に入れて話をしてきているなと。

やっかいものを追い出そうと。

 

 

それに対し僕がとった行動。

それは「退職希望」でした。

 

これ以上ここに労力を使うのは得策ではないと考えたためです。

 

そんな疲労してまでゴネる必要はないと思ったためです。

まあ内示はでてますし。

 

 

 

また話の根拠になるかはわかりませんが、以前はあった人事部の引き止めも今回はありませんでした。

 

 

 

はあ。

思いだすだけでもスリリングで疲れます。

 

 

次の日に無事、正式な内定が出たので晴れやかな気持ちで退職しました。

 

ちなみにかなりのキャリアップ転職だったので、転職先を会社に伝えた際にはうらやましがられました。

引き止めはなかったですが転職先だけきかれました。

(人事課から面談でしつこく聞かれたので答えました。正直少し誰かに自慢したかったですし。本当はあまり言わない方がいいです。)

 

以上体験談でした。

 

 

 

では僕の体験から転勤拒否についてあらためて考えていこうと思います。

転勤拒否はすべきか否か

すべきではありません。

 

「異動を拒否するということはどういうことかわかっているのかな??」

と言われますので。

左遷されますよ。

 

 

正社員ならもちろん居座ることもできます。

ですが、上司にこんなにいわれてまでひとつの会社にこだわる必要ありますか??

僕はないと思います。

 

 

転勤拒否を頑張るくらいなら転職活動を頑張った方が今後にもプラスになるかと思います。

 

 

 

 

自分でいうのも何ですが、今回の僕の行動はベストであったと思います。

なるべく転職時期を引き伸ばしてその間に転職先を決める。

 

これが僕の考えるベストです。

ぜひご参考ください。

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ABOUT US

私立大学大学院(博士前期課程)卒業後、大手メーカー2社で電気部品の開発業務に従事。現在はとある施設にて電気主任技術者として高圧電気保安業務を担当している。また、フリーライターとして他サイトにも記事を寄稿。